高杉晋作とカップラーメン。

日常の1コマ

「面白きことのなき世を面白く」。

  

これは、幕末の志士、高杉晋作の名言です。

  

ちなみに、高杉晋作の本名は「高杉春風」というそうです。 

  

春風って・・・。

なんて爽やかな名前!

初めて聞いた時は、

爽やかすぎてかーちゃん思わずひっくり返りました。

  

そして、

そんなことで高杉晋作が、前よりもっと好きになりました。

名前の響きで好き度が増すなんて、

かーちゃんは本当に単純な人間です。

 

 

その高杉晋作の名言ですが、

分かりやすく言うと、

「面白いことのない世の中でも、自分の考え方次第でいくらでも面白く出来る」

ということだそうです。

 

高杉晋作は、幕末における日本の状況を憂えて、

また自身の行動を振り返って、

この一句に気持ちを込めました(と思います)。

 

そもそも私などとは、考えていることのレベルが違うことは承知の上ですが。

でも、私なりにそんな高杉晋作を見習って、

一見面白くないことを、面白い方向に持っていこうと試みることはあります。

  

その一つが、

「カップラーメン祭り」です。

  

午前中出かけたり、子どもの宿題に付き合いすぎて、

お昼ご飯を作る時間がなくなってしまうことがあります。

そんな時、

「今日はカップラーメンにしようかな。」と考えることが。

  

ただ、

いくら子どもがカップラーメン好きと言っても、

義両親もいる手前、

お湯沸かすだけでご飯づくりを済まそうとすることに罪悪感が伴うこともあります。

(なんたって小心者なので・・・)

 

「今日のお昼はカップラーメンだよー」

  

気にしすぎかもしれないけど、正直あまり、言いたくない言葉です。

(誤解のないように言いますが、私も義両親もカップラーメンは大好きです。)

 

 

そんなわけで、カップラーメンを食事に出すときは
こんな言葉がけをするようになりました。

 

「今日は、カップラーメン祭りだよー!」

  

・・・ふしぎ。

「祭り」がつくだけなのに、なんだかワクワクしませんか?

  

義両親にも、

「今日はカップラーメン祭りなんで!エヘッ

というと、なんとなく罪悪感が薄れます。

  

子どもたちも、

「わーい!今日はカップラーメン祭りだー!!」

ってなります。

  

そして、

「祭り」ってつけただけで、

6~7個並んだカップラーメンの姿がとても壮大なものに見えます。

お湯を沸かすためだけに並べた鍋ややかんも、普段と違う雰囲気を醸し出しています。

 

 

「いつものカップラーメンが、特別なカップラーメンに」

  

いや、正直言うと今回は、

子どものために買っておいた鬼滅のカップラーメンを出したので、

私にとってはその時点で特別なカップラーメンではありますが。

  

でも、高杉晋作が言いたかったことは、

身近すぎる話で言えばこんなことかなと思っています。

(高杉晋作に怒られるかな!?)

  

今回は「カップラーメン」だったけど、

子どもが嫌がる歯磨きなども、

「今日は歯磨き祭りだよー」とか、言い方を変えるだけで、

なんでもないことが面白い事に早変わりするかもしれません。

 

 

「言葉」って偉大✨✨

  

一度お試しあれ!

コメント

タイトルとURLをコピーしました