夏野菜、まとめ。

農業

今年の月、畑デビューをした私。

この半年の軌跡についてまとめさせていただきます。

畝作り

2021年4月末。

65cm×480cmの畝を作り、

その上にマルチング(黒いビニールをかける事)をしました。

  

自宅では、以前からじいじが畑をやっていますが、

その中のひと畝を貸してもらう形で、初心者農業スタートです。

 

植え付け

マルチングから数日経ったところで植え付けをしました。

(マルチングと植え付けは同時に行ってもOKです)

  

今回、私は、

トウモロコシ

スイカ

枝豆

を苗から植えました。

なぜ苗から植えたかと言うと、

種から育てるのは初心者には難しいとの聞いたからです。

  

また、なぜその3種を選んだかと言うと、

まず初めに「トウモロコシを植えたい」という思いがあったのと、

狭いスペースで少しでも沢山の野菜を育てたいというところから、

トウモロコシのコンパニオンプランツ(相性のよい植物)として、

スイカ・枝豆を選びました。

  

また、

スイカのコンパニオンプランツとして、スイカと一緒にネギも植えました。

コンパニオンプランツとは?

コンパニオンプランツは、

先ほど「相性のよい植物」と書きましたが、

もう少し詳しく言うと、

 

"異なる科の野菜を一緒に育てることで、

双方もしくは片方にメリットがある、相性の良い"野菜のことを言います。

  

トウモロコシにとって、

上記の野菜がどのように相性がいいかと言うと、

・スイカ・・・スイカのつるがマルチ(地面の覆い)としての役割をする

・枝 豆・・・枝豆の根粒菌がトウモロコシの生長を促進する

などという理由からコンパニオンプランツとされているようです。

植え付けから約3週間。

一部のスイカが枯れました。

水やりの仕方、または肥料のやり方のせいかもしれません。

残念ではありましたが、

空いたところにとらうりとトマトの苗を植えることにしました。

イノシシ出没

その2日後のことです。

予想だにしていなかった、

イノシシ出没による作物被害に逢いました。

  

この二日後にもイノシシが出没し、

大事に育てていたトウモロコシは実をつけることなく全滅しました。

  

トウモロコシ、再植え付け。

どうしても諦めきれないトウモロコシ。

再度植え付けをしました。

そして今回は畝をネットでぐるぐる巻きにし、

ライトを取り付けました。

私すら入りづらい畑となったんだから、もう大丈夫でしょう。

・・・そうと思いたい。

トウモロコシ、その後。

その後トウモロコシは、

イノシシに襲われることなく、すくすくと育っていきました。

そして、ついに、

収穫の運びとなったのです。

  

採りたてのトウモロコシはとてもみずみずしく、

とても甘く、本当においしかったです。

この時、

まだ残り2本のトウモロコシが思うように実をつけていなかったため、

しばらく様子見のため畑に残しておきました。

人工授粉のミスがあったのかもしれません。

 

また、

とらうりもいくつか実をつけていましたが、

もう少し置いておいた方が甘くなるということだったので、

こちらも畑に残しておきました。

↑とらうり。

畑の最期

数日後に畑を覗きにいくと、

とうもろこしはまだ成熟していません。

  

とらうりがひとつ、ハクビシンか何かに食べられたようではありましたが、

まだいくつか残っておりましたので、そのまま様子見をしました。

  

そこからさらに数日後・・・。

最後の最後でやられました。

 

おそらくイノシシでしょう。

  

残りのトウモロコシ、

そしていくつか実をつけていたとらうりは跡形もありません。

  

まとめ

田舎で畑をする場合は、やはり獣害対策が必要です。

一番最初に襲われたときに比べたら私自身への衝撃は少なく、

「開発などで人間に住処を奪われたのか?

イノシシやハクビシンも生きるのに必死だよね。」

などと憐れむ気持ちも出ては来ました。

 

でも、

私が畑で生計を立てている人間だったら怒りが収まらなかったでしょう。

少なくとも、

私はモチベーションが低下しました。

  

これから秋冬野菜を植える時期ではありますが、

襲われないように対策を考えると同時に、

野生動物との共存についても考えていかなくてはいけないのかもしれないと思いました。

農家の方が、

どのように野生生物と付き合っているのか、

聞いてみたいところではあります。 

 

  

追記

畑を行うにあたり、

また、今回の記事を作成するにあたり、

以下の本を参考にさせていただきました。

『プロに教わる 安心!はじめての野菜づくり』

(木嶋利男監修、学研プラス発行)

  

コンパニオンプランツに興味があった畑初心者の私ですが、

コンパニオンプランツについて細かく書いてある本は、

私が調べた中ではこの本だけでした。

監修者の木嶋利男さんは、Wikipediaにも載っているような、有名人のようです。

(なにせ畑初心者で知らず、申し訳ない💦)

この本は、説明がとてもわかりやすく、大変参考になり助かっています。

畑に興味がある方は、是非お目通しを!

 

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